人や物が「どこにあるか」を言うときは「に」、何かを「どこでするか」を言うときは「で」を使います。たとえば、「図書館にいます」と「図書館で本を読みます」です。同じ場所でも、後ろの動詞(どうし)によって助詞が変わります。
「に」と「で」は、どちらも場所を表すことがあります。ここでは初心者がよく使う文から、違いを確認しましょう。
1. 人や物がある場所には「に」
「います」は、人や動物がいることを表します。「あります」は、物などがあることを表します。その場所の後ろには、ふつう「に」を付けます。
学校に先生がいます。
がっこうに せんせいが います。
先生がいる場所は学校です。
部屋に猫がいます。
へやに ねこが います。
駅の前にコンビニがあります。
えきの まえに コンビニが あります。
友達を探しているときは、「田中さんはどこにいますか」と聞けます。「います」と一緒に、場所の「に」を覚えましょう。
2. 何かをする場所には「で」
食べる、買う、勉強する。こうした動作をする場所には、ふつう「で」を使います。
レストランで昼ご飯を食べます。
レストランで ひるごはんを たべます。
コンビニで水を買います。
コンビニで みずを かいます。
家で日本語を勉強します。
いえで にほんごを べんきょうします。
3. 同じ場所で比べてみましょう
図書館にいます。
としょかんに います。
→ 私がいる場所を伝えています。
図書館で本を読みます。
としょかんで ほんを よみます。
→ 本を読む場所を伝えています。
「図書館だから、いつも『に』」と覚えると間違えやすくなります。場所の名前だけでなく、後ろの「います」「読みます」まで見ましょう。
4. 行き先は「に」、乗り物は「で」
「に」と「で」には、場所以外の使い方もあります。旅行でよく使うのが、行き先と乗り物です。
明日、京都に行きます。
あした、きょうとに いきます。
→ 行く場所は京都です。
電車で京都に行きます。
でんしゃで きょうとに いきます。
→ 電車を使って、京都へ行きます。
バスでホテルに行きます。
バスで ホテルに いきます。
一つの文に「に」と「で」があっても大丈夫です。「バスで」は使う乗り物、「ホテルに」は行き先です。
「7時に起きます」の「に」は時間を表します。一方、「明日」「毎日」には、ふつう時間の「に」を付けません。まずは場所の使い方から練習して、ほかの意味は少しずつ学びましょう。
小練習:どちらを入れますか?
- 公園( )子どもがいます。
- カフェ( )コーヒーを飲みます。
- 電車( )大阪( )行きます。
- 机の上( )本があります。
答えと説明を見る
- に。子どもがいる場所を表します。
- で。コーヒーを飲む場所を表します。
- で/に。電車は乗り物、大阪は行き先です。
- に。本がある場所を表します。
自分の生活で練習する
今いる場所と、そこで何をするかを、二つの文で言ってみましょう。「家にいます。家で日本語を勉強します。」場所と動詞を一緒に練習すると、違いを覚えやすくなります。
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